ジェローム・ハイデン・”ジェイ”・パウエル(Jerome Hayden “Jay” Powell、1953年2月4日 -)は、アメリカ合衆国の銀行家、弁護士。連邦準備制度理事会(FRB)第16代議長。
米国 FRB議長の仕事とは?
Twitterでは『パウ爺』と呼ばれています。
おじーちゃん。
しかし、このパウ爺のデスクで世界の金利が動いているんです。
デスクみてみましょう。
消毒用のアルコール?と青いタンブラーがありますね。
こちらの写真にもタンブラーが写っています。
エコ。
入っている飲み物が気になります。
アメリカの経済政策を担う一番の長なので、経済の資格があるかと思いきや
パウエル氏は弁護士です。
経済関係なさそうですよね。
しかし、世界の中央銀行では、ECBのラガルド総裁も弁護士、日銀の黒田東彦総裁も司法試験に合格した経歴の持ち主なんです。
FRB議長の仕事は、米国の物価安定と雇用に責任負うことです。
金利を下げたり上げたり、テーパリング(資産購入額を徐々に減らすこと)をおこなったりします。
テーパリングとは、『先細り』という意味の英語になります。
私は、漏斗(ろうと)をイメージしています!
世界のお金持ちが実践するお金の増やし方(高橋ダン)
FRBの話をよくYouTubeでしている高橋ダン氏の本です。
本書はギャンブルではない『本当の投資』の基本や考え方が学べる良い本です。
ウォール街出身の彼は自分でヘッジファンドを立ち上げて売却したという経歴があります。
そのため、マーケットに対する知識が深く、資産形成や金融についての入門〜中級者の方におすすめです!
ハト派とタカ派ってなに?
パウエル議長のスタンスはいわゆる『ハト派』なので、金融緩和に積極的で、慎重な市場との対話を好みます。
このタカ派とハト派、という言葉は、国の金融政策を決めるメンバーのスタンスを示す用語です。
平和の象徴ハトから、平和主義の人をハト派と呼びます。
イメージしやすいですよね!
ちなみになぜハトが平和の象徴かというと、聖書中のノアの箱舟で、人間と神の和解を表す描写にハトが使われたからと言われてます。
猫の目ってなに?
ロシアのウクライナ侵攻により、日本市場も「猫の目」相場が続いています。
この「猫の目」という表現は、猫の目は明暗によって丸くなったり細くなったりして、形や大きさが激しく変わることから比喩として使われる言葉です。
パウエル議長のロシアのウクライナ侵攻に関する発言
パウエル議長は、ロシアのウクライナ侵攻を「ゲームチェンジャー」と評しました。
「経済が予期せぬ形で変化することを認識する必要がある」と指摘しています。
そして、FRBの政策変更は「自動運転ではない」とし、毎回のFOMCで「適宜、政策スタンスを調整する」と発言しています。
ロシアへの金融制裁の効果は大きいとの認識を示し、サイバー攻撃への警戒を高めていることを強調しています。
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