ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)は、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家です。
1884年にアメリカに渡りエジソンのもとで働き、1年後独立します。
「天才肌の発明家」で、交流電気方式、無線操縦、蛍光灯などといった現在も使われている技術も多く、電気や電磁波を用いる技術(テクノロジー)の歴史を語る上で重要な人物です。
磁束密度の単位「テスラ」にもその名を残しています。
二コラ・テスラのデスク
マッド・サイエンティストとも揶揄されたテスラのワークスペースには、高電圧・高周波実験装置が置かれていたようです。
人体に害のない雷を発生させ、その近くでくつろいで読書をしている光景です。
この写真を見たとき、一瞬、絵画かと思うくらい衝撃でした。
当時、直流電源を売りにしていたエジソンは「交流は危険である」アピールを随所でしていました。
交流電気方式を発明してたテスラはこれを嘲笑うかのように自分の体で見せつけたわけです。
イーロン・マスクのEV(電気自動車)メーカー「テスラ」の社名は、ニコラ・テスラにちなんでつけられたものです。
これを知ったとき、『そうか。イーロン・マスクはニコラ・テスラを尊敬してるんだな!』と解釈していました。
しかし、イーロン・マスクが尊敬しているのは、ニコラ・テスラのライバルのエジソンでした。
社名「テスラ」に関するイーロン・マスクのコメント
エジソンは確実に私の手本となる人物で、目標としている偉大な1人です。
自動車会社はテスラという社名ですが、それはニコラ・テスラが発明した交流誘導電気機を使用しているからです。
彼は現代社会においてあまり認知されていないから、その点に関しては多分もう少し認められるべきだとは思います。
しかし全てを考慮してみても、私はテスラより大のエジソンファンです。
エジソンは自分の発明品を市場に広めて世間の人々にとって身近なものにしましたが、一方でテスラは実際そこまでやっていないですからね。
出典 YouTube
二コラ・テスラのおすすめ本:ニコラ・テスラ 秘密の告白 世界システム=私の履歴書 フリーエネルギー=真空中の宇宙
読み終えたあと常識が180°変わります。
彼の生い立ちや家族の事、頭の中を語ってくれており、とても興味深いです。
知られるべき天才。
二コラ・テスラの名言
わたしのアイデアを盗まれても気にしない。わたしが気になるのは、彼らが自分自身のアイデアを一つも持っていないということだ。
あなたの憎しみを電気に変えたら、世界中を明るくできるだろう。
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