宮崎駿(みやざき はやお)は東京都出身の日本の映画監督、アニメーター、漫画家です。株式会社スタジオジブリ取締役、三鷹の森ジブリ美術館の館主。
代表作品として『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などがあります。
宮崎駿監督自身が思い通りに作った作品として知られているのは、『天空の城ラピュタ』と『紅の豚』です。
宮崎駿のデスク
デスクには鉛筆削りがあったり、漢和中辞典があったり、CDがありますね。
漢和中辞典と漢和辞典の違いは、内容の詳しさの違いです。漢和大辞典、漢和小辞典もあります。
別角度からのショットです。
ヘビースモーカーなので灰皿とライターは欠かせなそうです。
ライター2個ありましたね。
同じ鉛筆が何本もあるのでお気に入りの鉛筆だということが伺えます。
MONO トンボ鉛筆でしょうか。
なめらかで折れにくい上に、超高密度粒子採用しているため繊細な描写が可能です。
紙にひっかかる感触がないので、ストレスなく使用することができるようです。
ジブリの裏話
『風の谷のナウシカ』の巨神兵と『天空の城ラピュタ』のロボット兵のデザインはエヴァンゲリオンの監督庵野秀明氏が担当しています。
王蟲の特徴的な鳴き声は、『BOØWY』のギタリストである布袋寅泰のギターの音!
『魔女の宅急便』のキキとウルスラの声優は高山みなみさんの一人二役です。
高山みなみさんは『名探偵コナン』(江戸川コナン)、『ドラえもん(テレビ朝日版第2期)』(スネ夫のママ)の声を担当していますね。
『風の谷のナウシカ』の作中に「錆(サビ)とセラミックの大地」とあることから火星が舞台といわれています。
この成分はまさに火星の土地の成分!
メーヴェなどの小型の動力で飛べるのは重力が地球の1/3しかない火星なら可能かも?
『魔女の宅急便』の「宅急便」はヤマト運輸の登録商標ということをご存じでしょうか。
その事を知らなかったジブリにヤマト運輸からタイトル変更依頼の連絡があったのは公開の一週間前…
ジブリ側は慌てて交渉し、ヤマト運輸を公式スポンサーとして迎えることで公開一週間前のピンチを逃れました!
交渉が成立していなかったら、『メッセンジャーキキ』だったかもしれません。笑
『千と千尋の神隠し』で湯婆婆が千尋の名前を初めて見た時に「贅沢な名だね」というセリフがあります。
私はこのセリフを聞いて、何故贅沢な名前なのだろう?と不思議に思っていました。
「尋」という字は神に祈りを捧げる人の形で、神との繋がりという意味の字を名前に持つことが贅沢という意味があったのだと考えられます。
『もののけ姫』が大ヒットを飛ばせた理由の一つが、大手広告代理店の「電通」が本作品から本格的に参入したことが挙げられます。
いままでのジブリ作品は、宮崎駿監督の実の兄が広告代理店「博報堂」の社員だったことから、「博報堂」が手掛けていました。
しかし、鈴木プロデューサーは、博報堂では利益が出ないと判断して、電通を参入させて「魔女の宅急便」を作り、見事ヒットさせます。
おそらく、博報堂から電通に全切り替えしたかったのが本音だと思いますが、宮崎駿監督の親族への配慮から、博報堂と電通の両方を交互に使用していました。
ですが、両者を比較しての利益が段違いと分かり、鈴木プロデューサーは博報堂を切って電通と手を組むのです。こういったマーケティングの裏話もおもしろいです。
『となりのトトロ』でネコバスがサツキとメイを自宅に送り届けた最後のシーンです。
ネコバスの行き先が「す」になっているの気づきましたでしょうか。
ミッション完了して自分の「巣」に帰りますよ~ということですね!
海外でも人気のジブリ作品ですが、こういうところも英訳されたら良いとも思っちゃいます。
何度も観ているジブリ作品ですが、随所に興味深いエピソードが隠れているので、見飽きないアニメです。
宮崎駿の名言
アニメの世界は、「虚構」の世界だが、その中心にあるのは「リアリズム」であらねばならないと私は思っている。
誰かを楽しませなければ、生きている意味がない。
宮崎駿のおすすめ本:風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン
映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックス。
映画のもとになったストーリーは、このコミックスのおよそ2巻目まで。
原作では、映画では語られなかったナウシカの活躍を知ることができます。
宮崎駿が描く独特の世界が広がる、何度読んでも感動します!
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